【 chichin・pui 】
こもれび神社の おばさん巫女 マア・ミロ♪に
盗賊団のアジトの場所を教えてもらった プイプイちゃん♪
プイプイちゃん♪たちは、そこに向かうことにした。
「 盗賊頭の イノキチゾウ♪には、気をつけるんじゃよ・・ 」
って、巫女 マア・ミロ♪は、プイプイちゃん♪に助言した。
「 うんっ♪ ありがとう~~♪ ザマア~ミロ♪おばさん・・・・♪ 」
って、プイプイちゃんは、手を振りながら言った。
「 ザ は、いらんっ!! 」
「 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 」
「 不思議な おなごじゃったの・・・ 」
「 まぁ・・・ これも 運命(さだめ)よのう・・・ 」
「 おりが、予言を教えたばっかりに・・・
ほんに・・・ あの子には かわいそうな事をしたの・・ 」
「 みんな、おりが悪いんだよ・・ 許しておくれ・・ 」
預言者 マア・ミロ♪は、目を潤ませながら そう つぶやいた。
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「 ふるーい♪ つぼのなか♪ じいさんが♪ つまってたー♪ 」
注意: 森のくまさんの節で・・・
プイプイちゃん♪は、上機嫌で、ハイキングを楽しんでいた。
「 それは・・・ わしのことかやっ!! 」
って、ロクじい♪が、怒りながら言った・・・
盗賊団のアジトは、こもれび神社をさらに登っていった山の
頂上付近に、できた洞穴(ほらあな)だった。
「 おっと! 気をつけて・・・! 」
ライオンの ぬいぐるみの ムーちゃん♪が、プイプイちゃん♪の足を止めた!!
よく見てみると・・・
プイプイちゃん♪の足元には、細い縄が 張り巡らされていた。
その縄の先をたどっていくと・・・・
そこには 太鼓のような物が置いてあり、 縄を足でひっかけると
太鼓が ド~~~ン! ってなる 仕掛けがしてあった!
「 おお~~♪・・・ こんなの 秘密アジトっぽくて・・・ 素敵ぃ~♪ 」
「 でも、、ムーちゃん♪ よくわかったね~~? 」
って、プイプイちゃん♪は、ムーちゃんの頭を撫ぜながら言った。
「 これでも、ボク・・・ 狩の名人だもんね♪ 」
って、いつもは おとなしい ムーちゃん♪が、少し照れながら言った。
プイプイちゃん♪は、万が一に備えて・・・・
ブリキのカメレオンの オセロン坊や♪を引き返らせて、
飛行艇 チクビー で、待機してもらった。
プイプイちゃん♪は、他に仕掛けがしてないか・・・
あたりを見回しながら、慎重に近づいた。
その洞穴の入り口 に着くと・・・
いきなり、中から大きな声が聞こえた。
「 おおおいっ!! 腹が減ったああっ!! 」
「 なんか、食い物持ってこおおぉ~~いっ!! 」
天の国の天使の 天天♪が、宙に浮かんで、
そっと・・・ 別の穴から、中の様子をうかがうと・・・
そこに、一匹の大きな イノシシが ふんぞり返って いばっていた。
「 きっと、あいつが・・・ 盗賊団の頭の
イノキチゾウ!に 違いないがやっ!! 」
って・・・ 天天♪は、プイプイちゃんに報告した。
と、その時・・・・
「 お前らっ!! そこで何してるっ!! 」
って、言う声がした。
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